コアフュージ

恒温機能を搭載した次世代の供血用遠心機「コアフュージ」は、25℃以下の室内でも自己フィブリンを安定して作製することができます。この遠心機は自動遠心プログラムを備えており、ワンタッチ操作で簡単に使用可能です。さらに、オリジナルの遠心プログラムを作成することができ、最大12本の採血管を同時に処理することも可能です。ローターとホルダーはオートクレーブ対応となっているため、衛生的にご使用いただけます。
重要なお知らせ
2014年11月25日に「再生医療等安定性確保法」が施行されました。これにより、患者の血液を採取・遠心分離して作成されるフィブリンゲル(CGF/AFG)や多血小板血漿(PRP/PRGF)についても法の対象となり、各クリニックにおいて届出等の手続きが必要です。
完全自己血液由来のフィブリンゲル CGF
血液中の赤血球などが分離され、同時に凝固因子が自然に刺激されて、添加物を一切含まないフィブリンゲル(CGF)が形成されます。

メンブレンにもなる強固なゲル(CGF)
自然なフィブリンの網目構造が形成されるので、非常に強いゲルになります。潰してメンブレン状にすれば、縫いつけることも可能です。


完全自己血液由来フィブリノーゲン AFG
凝固因子を刺激せず遠心することで得られた自己フィブリノーゲン(AFG)を、骨補填剤などに混ぜることで賦形性と安定性に富んだ骨補填剤が作製されます。骨補填剤を混ぜ込んだフィブリンゲルは、賦形性と安定性に富み、GBR等骨再生成功率を向上させます。


庫内を25℃以上に保温する恒温機能付き

■ 自動遠心プログラム搭載でワンタッチ操作
■ 庫内を25℃以上に保温する恒温機能付き
■ オリジナルで遠心プログラムが作成可能
■ 最大12本の採血管で同時に作製可能
■ ローターとホルダーはオートクレーブ可
CGF作製手順
※ 採血後はなるべく早く遠心してください。すぐに凝固が始まるので、 時間がたつとCGFの作製効率が下がることがあります。
※ フィブリンゲルの大きさや色などには個人差があります。

01. 採血管に採血しセット

02. スタートボタンを押し、遠心開始。

03. 遠心分離後の様子

04. 採取したフィブリンゲル
地方厚生局への届出
再生医療等安全性確保法の施行によりCGFを用いた治療を行う際には地方厚生局への届出が必要です。
院内でCGFを製造するための届出

CGFを用いた再生医療を提供するための届出

届出完了後の定期報告

製品仕様

速度範囲 | 300~4,000rpm 、ステップ: 10rpm |
最大遠心力 | 2,000×g 、ステップ: 10×g |
タイマー | 10秒~ 99分 |
恒温機能 | チャンバー温度を25℃以上に保つ |
保存可能なプログラム数 | 9 |
固定プログラム | CGF、APRF、IPRF |
安全装置 | ドアインターロック、過速度保護、過熱保護 |
電力要件 | 単相、 110 V-240 V、50 Hz/60Hz、5A |
寸法(mm) | W 292×D 405×H 226 |
重さ | 9 kg |
オプションセット

➊ フィブリンボックス ➋ CFハサミ ➌ CFピンセット ➍ CF ダブルスプーン ➎ CF コンパクター ➏ CF ミニトレイ ❼ CF ボウル
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お急ぎの方はお電話にてご連絡ください。
TEL 03-5579-8710 (平日 9:30~18:00)
FAX 03-5579-8711
医療機器承認番号: 13B1X10100000134