CADCAMユーザーインタビュー(いもと歯科医院 院長 井本勇基先生)
先日、いもと歯科医院様の1年点検に伺いました。
2020年12月にスキャナーからCADソフト、ミリングマシンのフルセット導入をして頂いております。今回、井本先生にCADCAMを導入から1年経過後の感想と、自院製作のメリットについてコメントをいただきました。ありがとうございます!
いもと歯科医院 院長 井本勇基先生
URL:https://imotoshika.com/
購入機器:imetricスキャナーLS3・exocad・vhf K5+
井本先生:自院で製作するメリットは大きく2つあると思います。
技工物の製作コストの低減
第一に、自作する事により技工物の製作コストを抑えられるので納得行くまで再製作する事により、結果として患者さんへの負担を少なくする事ができます。また、数年経過して、再治療となった場合でも同様に治療費を下げる事も可能なため、患者さんにも提案しやすいと思います。今時の言い方をすれば、患者さんに寄り添ってあげやすいのです。
治療期間の短縮
自分が頑張れば、患者さんへの口腔内のセットまでの期間がかなり短くできます。ほとんどをジルコニアで製作していますが、印象して、急げば2日後にセット可能です。またワンデイトリートメントも悪いとは思いませんが、材料の問題含めじっくり模型なり、データなりを見てから製作した方が良いと考えています。もちろん、歯科技工士の方に依頼して製作してもらった方が、技工物としては良いものができると思いますが、今のデジタル化されたレベルにおいては、自院で製作した技工物でも充分に受け入れられると思います。
まだまだ勉強しなくてはいけませんが、頑張ります。
- 投稿者: 石井
- デジタルデンティストリー, ユーザーインタビュー